大槻淑子さん(仮名　75歳・女性・大阪府豊中市)

　40年前から続く足のねん挫の痛みを和らげたいと思い、2016年⒒月頃から大杉先生に血液循環療法の施術をしてもらうようになりました。

　ねん挫をした40年前の当時は海外に住んでおり、子育てで忙しかったこともあって「ねん挫くらい」と、しっかり治さずにそのままにしてしまったのです。私は運転が好きで、時間があるときはテニスをしたり、社交ダンスをしたりしていました。若かったので、それでも痛みに耐えられていたのです。

　ところが、70歳にもなってくると、痛みがとてもつらくなってきてしまいました。そこで、病院にかかったところ、「じん帯が伸びているので手術をしたほうがよい」ということになったのです。

　私は自分の体にメスを入れるのはとても受け入れがたく、どうしようかと悩んだのですが、ちょうどその頃、大杉治療院を知り、幸い家からも近かったので、通うことにしました。

　実はそれ以前に、人間ドックで「加齢黄斑変性の疑いあり」との結果が出たため、眼科を受診して検査をしてもらったのですが、医師から「目に新生血管ができています。網膜からは、幸いはずれているけれど、加齢黄斑変性です」と診断されていました。

　自覚症状はまったくありませんでしたが、定期的に検査通院していたところ、2016年12月に突然「悪化していますので大学病院へ行ってください」と言われてしまったのです。翌1月に大学病院にかかったところ、手術をすすめられてしまいました。

　そこまで目に不自由を感じていたわけでもなかったですし、やはり手術するのは極力避けたいと思いました。そこで、手術を受けたくないことと、ねん挫の痛みを和らげるために通っている血液循環療法がとてもいい経過なので、目もそれで改善したいと大学病院に伝えたところ、そのまま元の眼科にカルテが戻されました。

　こうして、大杉先生の治療院で足の施術を受けた際、眼科での目の治療についてご相談させてもらい、2017年1月から目の血液循環療法もやっていただくようになりました。

　1月から5月までは月5、6回通って集中的に施術していただきました。6月からは忙しくなったので通う回数は減ったものの、自分でもたまに「ジワー・パッ」をしながら、毎月通っていました。

　そして、10月になった頃、眼科医に「眼底の腫れがひいていますね！どうしたことでしょう」とびっくりされたのです。このとき、私が血液循環療法できっと回復すると信じたのは間違いなかったと思いましたね。

　さらに、ずっと「眼鏡等」という条件つきだった車の免許証が、目の施術を集中的に受けていた時期である2017年3月の更新の際、なんとはじめて条件がなくなったのです。

 

　今では目に不調はまったくなく、たまにどうしても見えづらい文字や、新聞よりも小さな文字を読むときにだけ老眼鏡をかける程度。これは大杉先生のおかげだと思っています。

山口加寿子さん(72歳・女性・大阪府大阪市)

　今から15年前ほど前になりますが、新聞だの雑誌に載っていた、緑内障を調べるマス目を見ていたら、左目の右上に見えないところがあるように感じ、眼科を受診しました。検査をしてもらったところ、やはり「緑内障」と診断され、定期的に検診を受けるようにしていました。

それからしばらくしたある雨の日に、自転車に乗っていたらタイヤがツルッとすべって転んでしまい、左のひざのお皿を割るというケガをしました。手術でひざの骨をくっつけてもらい、2カ月ほど入院しましたが、医師には「正座はもうできませんよ」と、軽い調子で言われてしまったのです。

　「え、そんな～」と思いましたが、医師は「片方のひざを曲げなくても、そんなに支障はないでしょう」とおっしゃるのです。

　日常生活に大きな支障はないとはいえ、ずっと水泳を楽しんでいた私は、やはりひざが痛むので、思うように泳げないこと、元通りの生活ができないことにがっかりしてしまいました。

そうして、10年ほど前になるでしょうか。あるとき、健康系の冊子に大杉先生の講演会があるという情報が載っていて、ちょっと興味を持ったので聴きに行きました。

　大杉先生がひと通りお話しされたあと、「どなたか、肩こりやひざの痛みがある方はいらっしゃいますか？施術をしてみますのでどうぞ」とおっしゃるので、私も手を挙げ、やっていただくことになったのです。

　そして5分ないし10分もなかったと思うのですが、大杉先生の「ジワー・パッ」を受けたら、今までずっとできなかったはずの正座がその場でできたんです。……もう、本当にびっくりしました。

　それから、大杉治療院に通うようになりました。

施術を受けているときに、緑内障であることと、たまに黒い点が見えて飛蚊症にもなることを大杉先生にお話ししたところ、大杉先生がご自身の飛蚊症を「ジワー・パッ」で改善したとお聞きしました。そこで私もやり方を教えてもらい、自分でよくしようと思ったのです。

　朝晩の2回、「ジワー・パッ」をやり続けているうちに、本当に黒い点がいつの間にか見えなくなっていました。

おかげさまでひざもよくなった今、私はほとんど毎日、プールで1kmほど泳いでいます。年に3回はマスターズの大会に出場するのですが、大会前などにスタートの飛び込み練習をし過ぎたり、疲れすぎたりすると、飛蚊症の症状が出ることがあります。

　飛蚊症を自力で改善して以来、黒い点に「あっ」と気づいたら、その都度「ジワー・パッ」をするようにしていますが、すぐに改善します。そのおかげか、この1年以上、飛蚊症の症状は出ていません。

また、緑内障のほうも診断を受けて15年になりますが、こちらの進行も本当にゆっくりで、日常生活に支障なく見えているのも「ジワー・パッ」のおかげだと思っています。

　私は自由形100mを泳ぐのですが、水泳でひざをよく使っていると痛みが出てくることもあります。それに、ちょっとでもタイムをよくしたいので、今でも1週間に1回、大杉先生の施術を受けに通っています。（「目がみるみるよくなる血流アップ押圧」拙著　河出書房新社から）